読んだ1冊◆重松清:哀愁的東京

重松清さんの小説の中には、たびたび登場する遊園地がある。

第二章の一部を引用してみよう。
「私鉄の駅から直通のモノレールは二、三年前に廃止され、
錆びた鉄路だけが、まるで恐竜の骨格標本のように街の頭上をよぎっている。」
「入場券を買って、園内に入る。
二百メートル近くをいっぺんに登るエスカレーターで、
遊具の並ぶプレイゾーンへ向かう。」
遊園地オタクであればどこの遊園地か一目瞭然だろう。

残念ながら既に閉園になってしまった遊園地だが
ここで実際に数年間働いていたことがある。

都心に近いこともあり、テレビの撮影にはよく利用された。
単純に有名人が間近に見られるのが楽しかったことを思い出す。

また、ご近所なのか普通に何度も家族連れで訪れる有名人もいた。
重松清さんもそんな中のひとりだったのだろうか。

正直なところ、この小説について語る感想は特にない。

ただ、この小説のタイトルの意味を明かす章は面白かった。
中国語で見かける「熱烈的歓迎」というように
いろいろなものを「○○的××」と言い換える面白さだ。

ちなみに今の我が家の状況を言うならば「冷蔵庫的寒冷」。
自らのことを言うならば「旺盛的趣味」といったところか。
そして、ピアノ弾きとして目指すところはもちろん「感動的演奏」である。

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この記事へのコメント

ムシクン
2007年01月23日 09:42
せいごろうさんの書評を読むと読みたくなりますね。
僕は元々読書家でないのですが、
色々と紹介されたものを読むと興味がわきます。
重松清さんは、何か読んでみようかなとか思いました。

モノレール、遊園地、と来ると、
何となくあそこかなとか思います(^^)
僕は行ったことなかったですよ。

「感動的演奏」はピアノ弾きとして求めたいものですね。
僕も目標は高くしないといけないなあと思う今日この頃です。
「旺盛的趣味」の方も、楽しみにしていますね♪
せいごろう
2007年01月23日 22:52
ムシクンさん
コメントありがとうございます。

重松清さんなら
一番のオススメは、前回ご紹介した「卒業」ですよ。

また、RPG好きであれば
貴志佑介さんの「クリムゾンの迷宮」がイチオシです。
ゲーム好きなら絶対楽しんでもらえると思います。

> モノレール、遊園地、と来ると、
> 何となくあそこかなとか思います(^^)
> 僕は行ったことなかったですよ。

たくさんの方が来てくれればつぶれなかったんですけどね。(^^;)

> 「感動的演奏」はピアノ弾きとして求めたいものですね。
> 僕も目標は高くしないといけないなあと思う今日この頃です。

最近はレパートリーを広げることよりも
自分にとってホントに大切な数曲について
「いかに心を込めて弾けるか」ということを特に考えています。

> 「旺盛的趣味」の方も、楽しみにしていますね♪

プロフィールには書いてない趣味もいろいろありまして…。(^_^ゞ
少し前に「ゼルダの伝説」を終わらせて
今は「聖剣伝説4」を始めてます。
まあ、ビッグタイトルしかやらないんですけどね。(^^)